年度の初めに

                             2016-17年度 会長 國永 修一


 今更とは思いますが、簡単に自己紹介をします。
 私は、昭和31年、今風に言うと1956年に隣町の行橋市で生まれ、行橋小学校、同中学校、京都高校そして福岡大学と進みました。 今の仕事は、司法書士と行政書士の事務所を営んでおり、父の後を継いで2代目であります。
 私の業務は大半が法務局に提出する不動産に関する登記、会社関係の登記業務で、その他裁判所に提出する書類作成や、簡易裁判所における弁護士的業務を行っております。また10数年前から調停委員その他裁判所における各種委員も拝命しております。
 私の業務は私本人が立会いをする必要があり、事務員任せには出来ないので、一人でやるには結構大変なこともあります。
 苅田ロータリーには、平成8年7月1日付で入会し、今年で満20年を迎えました。
事業所も行橋にあり、仕事柄時間の調整が難しく、欠席も多くロータリーの活動には熱心ではありませんでした。今期の会長を引受けるに当たり一番の懸念は例会の出席でありました。怠けたり遊んだりということではありませんが、正直なところ今期の例会の全てに出席はまず不可能であります。会員の皆さんそして副会長の鈴木さんには特にご迷惑をお掛けすることもあろうと思いますが、なにとぞご理解を賜りたいと思っております。

 続きまして、本年度のクラブメッセージとして、

「I am 苅田ロータリー」

と決めさせていただきました。

 本年度の富田ガバナーの地区メッセージは「基本に返って、魅力あるロータリーに」であります。
 ガバナーは、まずクラブがあって地区があり、国際ロータリーがあると言っておられ、クラブが自主性を持って地区目標にそった方針で運営し、楽しく活発に活動していただきたいと仰られています。
 これを踏まえ、本年度苅田ロータリークラブのクラブメッセージを「I am 苅田ロータリー」とさせていただきます。
 これは、苅田ロータリークラブの会員である我々一人一人がロータリアンである自覚を持ち、対外的には、「私は苅田ロータリークラブ」であると、一人一人が苅田ロータリーの代表であるということを認識した行動をとっていただきたいということ。
また対内的には「私が苅田ロータリークラブ」であると一人一人が我がクラブに関心と責任を持ち、我がクラブである苅田ロータリークラブをどのようにしたいか?そのためには何をすればよいかを考え、ロータリー活動を推進して頂きたいと思っております。
 苅田ロータリークラブは会員数も少数であります。今期も委員会の割り振りをさせていただいております。しかしながらクラブを運営していくには役員、担当委員会だけでは不十分なこともあろうと思われます。これを補うには全ての会員が当事者意識をもってクラブ事業に携わることが必要で、そうすれば少人数の苅田クラブも円滑な運営が出来ると思われます。
 今まで不真面目なロータリアンであった私が会長という役になった途端にこのようなことを言うのは身勝手あろう事は認識しております。
 若い頃、ロータリークラブに対する思いは、時間的にも金銭的にも余裕のある地域のハイソサエティが会員であると思っておりました。しかしながら現実の会員には、私のような日々の生活のため自分自身が先頭に立って働かねばならない零細業者もいます。それぞれ事情があるのは当然であります。しかし、縁あって入ったロータリーであります。時間もとられます、会費にしても安くはありません。それならば、ロータリーを楽しもうではありませんか。
 地区テーマのとおり、ロータリーの基本を理解し、ロータリーの魅力を各会員が認識することで、クラブの活動が楽しく活発化していくのではないでしょうか?
 立派なことを言いましたが、実践できるかと聞かれると正直自信はありません。皆様の力を借りながら、少しでも実践できるように頑張れればと思います。一年間、ご協力をお願いします。


会長あいさつ 2015-2016 杉坂 正徳 会長
会長あいさつ 2014-2015 壁屋 好惠 会長
会長あいさつ 2013-2014 田辺 浩爾 会長
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